一時的に脳の機能がさがる---そんなことがあるのかと聞かれ
ますと、残念ながら、返事には困ります。
　これから先は、私想像です。犬では研究した人は無かったと思
います。

　一時的に脳の機能がさがることはあると思います。しかし、本
当は下がっては困るとも考えています。
　私事で恐縮ですが、今年は70歳になりました。当然、私の周り
の人は、70歳前後の人が多くなり、入ってくる情報は、みなさん
身体のどこかに不調がある物が多くなっています。。
　私の場合は、不具合は、1000メートルほど歩きますと、しんどく
なりました。2年頑張って歩きますと、5キロ程は早く歩くことが出
来る様に成りました。
あちこちが痛くなり、鎮痛薬を塗ったり貼ったりしています。
　それに加えて、血圧が高いと云われました。
　この数値ですと、何時死んでもおかしくありません。
　
1年間ほど、毎日、2回程飲みました。　が、一日中、トイレばかり
行くことになり、夜中に、3回も行きますと、その後が眠れませ
ん。　目が覚めた時に血圧を測定しますと、180程ありました。20
分ほど後に測りますと、160ほどになったり、薬を飲む時に、水を
コップ半分ぐらい飲みますと、140ぐらいになったり、いろいろ試し
ました。
　友達が、測る前に深呼吸をすると低めに出るとのことですの
で、やってみましたら、確かに20程低めに出ます。
　3ヶ月ほど、頻繁に測定、1日に50回程はかりますと、同じ数値
になることはありませんでした。
　これは血圧計が壊れていると新しいのに買い換えました。新し
いものは、3ヶ月ほど、使いましたら、壊れて表示しなくなりました
ので、修理を依頼しました。

　歩いた後、入浴後は、正常の範囲になります。
朝の起きがけは、150ぐらいの時が、もっとも、爽快です。どうや
ら、人に拠るのではないかと思い、最近は、自分の判断で、飲ん
だり飲まなくしています。
　このように先生の指導を守らないのは良くないのでしょうが、一
年間程、毎日がしんどくて仕方が無かったのが、楽になりました
ので、薬が私にあっていなかったのかもしれません。

一時的に脳の機能がさがる　---はあると思いますが、学問的に
は、知識はゼロです。

ところが、上の様な事で、知って居らなければいけない医学の基
本を50年経って始めて知りました。
　血圧計は、数分後に測定しても、すべて違う数値であると云う
ことは、壊れていると考えたのですが、壊れていないのではない
かと考えています。

　心臓は悪いかも知れないのですが、(自分で聴診しましたら、悪
くはありません)　その心臓を補うために、脳は刻々と違う指令を
していると考えますと、脳は凄い奴だなと思います。

考え方を変えますと、脳は、寝ている時でも、全身の状態をチェ
ックして、いろいろ命令します。
　寝ていますと、身体の下にある部分の血液の流れは悪くなりま
す。そこで、足や手を少し動かす様に命令します。(起きている時
は、しびれます)　それで追いつきませんと、寝がえりをうち、身体
の位置を逆にします。　さて、自分は寝ていますから、何度寝返
りをするのか知りませんが、10回ではきかないと思っています。

　寝ている時はの心臓の位置と起きあがった時の心臓の位置
は、起きているだけで、高い位置にあります。頭は、まだ上にあ
りますから、そこへ血を運ぶために、脳はどんどん血を送るよう
に命令します。　このような理由で誰でも、高いのですが、20〜
30分しますと、20ぐらいは下がります。
　ただ、指導される先生は、130以下になるまで安心はできませ
んから、130以下になる様に言われることになります。　
　起床後、すぐの血圧を130以下になっていますと、一日中、私
の場合はしんどいことになります。

血圧があがったり下がったりするのは、動物の基本的な部分で
す。
起きていようが寝ていようが、歩いていようが、心臓は、その時
の自分が考えた行動が出来る様に、対応して働くことが分りまし
た。
　当たり前ですよね。

　仮に1分ごとに測定しても全部測定の数値が違う筈です。

　これは血圧のことだけを書きましたが、他のことも脳はすべて
のことをチェックして、刻々と各臓器に命令を出しています。とい
うことは、1分も脳の働きが悪く成りましたら、死ぬことになりま
す。
　
　このようなことは、医師も獣医師も知っている筈ですが、知らな
い人が多いのではないかと思います。
もう一度、一時的に脳の機能がさがることに付いて書きますから
ね興味ありましたら読んでください。