口には出さないでおこうと思いながら、つい口に暑いという言葉が出てしまいます。
暑中お見舞い申し上げます。

タイトルの「動物は本物の毛皮を着ているから暑い?」はどう思われましたか?  
私たち人間から見たら、暑苦しく見えますが、暑くないと思います。魚や爬虫類のよ
うに毛が生えていない動物もありますが、生えている動物は、ほとんど恒温動物と
いって、気温が上がっても下がっても体温は、恒に一定です。
　少し寒いと寒いと言い、少し暑ければ暑いと大騒ぎするのは、人間だけで、鳥で
あっても、犬猫であっても、それほど堪えないように思えます。動物によって、温度
に対する対処方法は異なりますが、大きいところでは、やはり毛があると無いの違
いでしょう。

　このように考えますと、上のタイトルは間違がっていることに直ぐ気が付かれると
思います。暑がるのは、人間であって動物ではありません。
とは言うものの、人間用に作られた家の中で、同居している動物にとっては、家の
中は、住みにくいところです。いくら暑さに強いといっても、限度を超えますと熱中症
で死ぬこともありますから、注意してください。

動物にとって、毛は重要なものです。この毛がありますと、夏の日中でも外を歩くこ
とが出来ますが、
毛がありませんと、しばらく歩きますとダウンです。毛の短い、ドーベルやパグ、ブ
ルドックは特に弱いようです。ヨークシャやポメラニアン、マルチーズなどは、毛がな
がいですからも大丈夫です。
それなのに、夏は暑いからサマーカットといって、短く散発をしたマルチーズやシズ
ーを見かけます。
本当はしない方がいいと思います。もっとも、マンションの5階に住んでいて、一回も
散歩に行かないのであれば、丸坊主でもいいのですが、日中に出かけるのであれ
ば、カットはしない方がいいことになります。(10時〜4時までは散歩はしない方がい
いです)