身体の熱を出すシステムがうまくいかないときに起こります。
代表は日射病です。これは、散歩に行ったときに、直接太陽
があたったり、アスファルトがやけていたりして、ロープで繋
がれていた犬が、ロープが絡んだりして、日陰に入ることが
出来なくなって起こります。
犬は暑いですと、ハアハアといって口から体温がでるように
します。呼吸数は当然増えますが、回数にも限度があります
から、ハアハアでは追いつかず、ガアガアと喉が鳴るように
なります。このようになりますと、要注意です。２時間ほどで
死んでしまいます。
直接太陽が当たらなくても、暑い状態が続きますと、体温の
調節ができなくなります。室内の温度が高くなると発生しま
す。発生するのは、意外と夜の１０時以降が多いように思い
ます。特に住居が鉄筋で最階上が多いです。

予防は、外出するときは、どこか、2ヶ所を開けておく。
クーラーをかけておく。除湿だけでもいいです。
犬を戸外の日の当らないところに出しておく。戸外に放して
おけば、大丈夫です。

熱射病になったときの処置
�@ 出来るだけ早く、体を冷やしてやる(扇風機・クーラー使
用)
�A �@で駄目なときは、濡れタオルをかける
�B �Aで駄目なときは、水の中につける。
�C 冷たい水を飲ませる。