蚤もダニも　なにも無いところから、自然発生はしません。
必ず　どこかで成虫を貰ってくるか、卵を貰ってくることになります。
猫ですと、自由にあちこちでかけますから、貰う確立は多くなります。
犬は散歩のときに、前を歩いていた犬が落とした蚤を貰うことになります。
ダニもあまり多く付けていますと、どんどん体から落ちますから、貰います。
よく、草むらに入ったら貰ったと聞きますが、貰った瞬間は誰も見ていませ
んから、本当かどうかわかりません。蚊は繁殖期になると動物の血が必要
にな
るらしくて刺されることになりますが、それ以外の時期は、草むらにいっぱい
いますから、草の汁でもすっているのでしょうか? (自信ありません)

どちらにしても外出したら貰って帰ります。昨年ダニが着いていた場合は、
ダニは自分の家で繁殖して増えますから、外出しなくても増えます。
どうして、このように書いてきたといいますと、一歩も家から出ない猫は、
対策は必要ないと思います。蚤がついてからでも遅くありません。

対策ですが、今は便利になりました。スポット型といいまして、首のあたり
に薬を垂らすだけで、2〜3ヶ月有効です。昔は粉をまいたり、首輪をしまし
た。可愛そうに、臭い臭いが、ずっとしましたし、害も多かったように思いま
す。それでもしませんと、200匹ぐらいの蚤がついて、人間もやられました。
現在は、副作用は少なくなり、臭いも殆どしませんが、高価です。しかし、フ
ィラリアのときと同様に、猫も犬も同じ製品ですから、複数飼っておられる方
は、大きいのを求めますと、割安になります。ただし、分注するときに、頭を
使うことになります。
 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｈ17.06.14