〔ア〕お店の選び方
　大きく分けて二通りです。犬や猫を販売している店とフードのみ売ってい
る店です。
勿論、前者の方が、ベターです。少し、値段は高いかもしれません。子犬
を始めて飼う方は、こちらの方が良いと思います。

普通は、この種の店の方は、動物やフードに関する知識があります。
値段の高い分は、情報の提供料です。　動物の種類、年齢によって違い
ます。いろいろ質問することです。

〔イ〕お店の選び方---2
　フードは、作られてから、どんどん製品は悪くなっていきます。なにが、悪
くなるかといいますと、真空包装で無い限り、酸素に触れますと酸化しま
す。味が悪くなります。保管が悪いと包装に傷がつく、空気が入ります。温
度が高いと劣化のスピードが速まります。
このように考えていきますと、西日の当たるお店は、不利です。もし、西日
が当たるのであれば、店の冷房が良く効いているか確かめます。
いつもお客さんがあれば、製品の回転はよく、フードは新しいです。
商品はよごれていませんか？　商品を山のように積んでいませんか？　
(袋が傷むことが多いです)


〔ウ〕製品は新しいですか？
  どの製品にも、製造月日が書いてありますから、必ず、確認してから買
　　うようにします。袋ですと、傷がついていますと、細菌がはいり、細菌が
　　増えます。細菌は肉眼では見えません。どんどん増えますと、フードが
　　変質します。ガスが出ることがあります。袋が膨らみます。他の袋と比
　　べるようにします。大きいから、中身が多いと思ったら駄目です。
　　缶詰は、へこんでいるのは駄目です。このことは、人間のものを買うと
　　きも同様です。

〔エ〕どのようなフードが良いですか？
   これは一番難しい点です。子犬用。老犬用。アレルギー体質の犬用。
　　動物病院で販売されている餌。いっぱいあり過ぎて、私はお手上げで
　　す。大切なことは、どの犬にも合う餌など存在しないということです。
　　実際に使ってみて、自分の飼っている動物にあった餌を求めることで　
　　す。
　　判らないときは、3種類ぐらいの餌に決めて、順番に使用しますと、危　
　　険は避けることが出来ます。高価なものがいいものであるとは限りま　
　　せん。しかし、安すぎるときは注意が必要です。
    
〔オ〕フードはどれぐらいの量を買えば良いですか？
 　 1回に買う量はできるだけ少ない方が良いです。ドライフードは保管に
　　気をつけないと、15日と持たないと思います。湿ってしまって、美味しく
　　ありません。　夏ですと細菌がついて痛みます。動物はそのような餌は
　　早く出そうとして、便が柔らかくなったり、下痢をします。猫は特に味に
　　うるさいですから、食べなくなります。大きい包装のほうが安いのです　
　　が、15日でなくなる量にしましょう。