長い事休んでしまいました。読む人も無いマガジンをだしていても
意味がありませんので、中止にしようかと思っていましたが、思いな
おして書くことにしました。

18日、19日と一泊2日で、蒜山高原に行ってきました。蒜という字
は、ニンニクのことですが、ニンニクの生産地ではありません。蛭
山高原ともとは、書かれていましたが、明治になってから、書き改
められました。この地は、一説によれば、古事記にでてくる高天原
タカマガハラの地で、古事記には、イザナギとイザナギが最初に、
蛭子を産み、葦船に乗せて流したとあります。蛭子は、ヒルコと
読みますが、エビスとも読みます。西宮のえびすさんと関係があり
ます。
蒜山は、上蒜山、中蒜山、下蒜山と1100ｍ級の三つの山から成っ
ていますが、中の中蒜山の五合目(標高790？)に、日留宮と称する
祠が祭られています。ここに、元日留神社があったとされていま
す。

前置きが長くなりましたが、今回の旅行の目的の一つが、この祠を
写真に収めることにありました。
塩釜冷泉がでるという麓から、登山することに成りましたが、4、500
ｍ歩いたところに、エンジンのかかったままの乗用車がありまし
た。中に犬がいましたが、運転手はいませんでした。山の中で、小
陰ではありましたが、猛暑でしたから、クーラーがかかってなかった
ら、すぐ、熱中症になったと思います。

車には、キーが繋っていましたから、きっと、飼い主は登山をした
のだと思います。往復、1時間30分ですが、私が五合目まで登って
降りてきたときには、車はありませんでした。クーラーがなく、太陽
が当れば、10分も持たないと思います。
たとえ、5分でも車の中においては駄目です。エンジンはいつ、どの
ようなことで、止まるかもしれません。車の外でしたら、少々、太陽
が当っても大丈夫です。

人の場合は、まだ汗をかきますから、長持ちしますが、犬は弱いと
思います。
夏は、天気が悪くても、車の中に犬を放置しては危険です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成16年7月24日