一昨日、しんどそうに、でれーと寝そべっているネネを見ながら、階段を下りてい

　　　　きますと、最後の段で、なにか気持ちの悪いものを踏んづけた感触がありました。

　　　　我が家の階段は、暗く特に最後の段は、暗いのでなにか判りませんが、けんけん

　　　　で歩き、つっかけを履き、水道の蛇口まで直行。水を掛けたものの、なにか付い

　　　　ている感じもしないまま、足をこすって、拭きもしないで、気になる階段へ。

　　　目をこらすと、どうやら、ネズミのようです。動く気配はありませんが、慌てました。

　　　ネネが、階段を下りてきます。ネネに取られてはと、掴むものを探しに行き、戻り

　　　ますと、狩に、存分に時間を費やしたのか、もう興味はないようでした。

　　　シッポを挟んでぶらさげてみました。色は、うすいきれいな茶色で、胴体がながく、

　　　どうやらイタチのようです。高くあげて顔を見ますと、イタチです。それもどうやら、

　　　子供のようです。

　　　気持ちが悪いので、よう触りませんでしたが、死んで時間が経っているようでした。

　　　ネネの狩は、蝉に止まらず、イタチに昇進したようです。さて、死んでいたものを持

　　　ち帰ったのか、元気であったものを殺したのか判りませんが、左目を閉じている所

　　　をみると、イタチにやられたようです。

　　　相当格闘したのか、顔は汚れて片目はつむり、一日中疲れて寝ていました。

　　　夕刻帰宅した家内は、気持ち悪がって、何度も階段を拭くやら、ネネの顔を拭くや

　　　らで、大騒ぎの一日でした。