食餌と食事 その1
両方とも、<しょくじ>と読みます。私は、人間がものを食べるときは、<食事をする>と書
き、動物が食べるときは、<食餌をする>と書くのだと思っていました。
辞書をひきましたところ、そうではなさそうです。<食餌>は食べ物の事のようです。
犬が食べても､猫が食べても､食餌をすると書いていいようです。<食事> という言葉は､
<食事をする>の意味もあり、<食べ物>をさす事もあるようです。
食餌療法・食事療法はどちらも書くようです。
最近、犬猫の食べ物は、ドッグフード・キャットフードと呼びます。その為に､キャットフ
ードは犬に与えては、駄目のように思っておられる方が多くなりました。人間の食べ物な
ど､とんでもないと考えておられる方は､一層､多いのではないでしょうか?
キャットフードは犬に与えてもいいですと言いますと､きっと、ドッグフードメーカーの方
から､お叱りを受けると思います。 犬の体のつくりと、猫とは全く違います。猫には、猫
用に開発されたキャットフード以外に与えないで下さい。これは、オーバーとしても､犬に
は与えないで下さいといわれるかもしれません。
確かに､犬用に開発したものがあるのですから、わざわざ猫用に開発したものを与える必要
はありません。
キャットフードもドッグフードも特殊な食べ物です。開発した人は､猫にとって､最高の食
べ物だと思って作っておられますが､本当に､最高の物かどうか疑問です。
なぜかといいますと､次から次と新製品が発売されます。新製品は、一概には言えません
が､普通は､全商品の欠点を補って作られます。言い方が悪いですが､新製品が出た時点で、
前の製品は、新製品より悪いことがいえると思います。
キャットフードが出てから､何年になるでしょうか? 始めに、開発されたものは、本当に
最高のものだったのでしょうか? 毎日、犬・猫に食餌を与えておられるでしょうが、一
度、考えて見られてもいいと思います。
今回は､ <その1> としました。 次回、続きを書きます。
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