ヤケドは漢字で、火傷と書きます。普通は、温度の高いものに、触れたり、側にいるだけで、火
傷の状態になります。

それほど、温度がたかくなくても、長時間皮膚がさらされると、ヤケドの状態になります。

夏の海水浴とか、冬の雪山で経験するものです。

動物用の炬燵が、売りに出されて随分になりますが、初めのころは、その上に、ずっと、乗って
いるために、ヤケドの犬が一杯ありました。その後、改良され、少なくはなりましたが、寒がり
のダックスフントは、現在でもみられます。

猫では、診たことがありません。

現在は、ケージに閉じ込められて、ケージ一杯に、炬燵がありますと、犬は逃げることが出来
ません。触ってもヤケドをするほどの熱さではありませんが、長時間乗っていると、ヤケドにな
ります。

来院のときは、皮膚病といって連れてこられますが、原因は炬燵ということがあります。

人間でも、ホットカーペットで転寝をしていて、あまり疲れていて熟睡しますと、ヤケドになりま
す。

温度が低いのでといつて、安心できません。