痙攣を起こしているときは、体とって大変なときです。一概には言えませんが、

脳にくる酸素量が足りなくて、痙攣を起こして刺激して、酸素の流れをよくし

ていると考えられます。(これは正確ではないかもしれません)

では、具体的に、どのようなことが考えられるか。

 

例えば、貧血していて、ろくろく酸素が送られてこないことが考えられます。貧血しているかどう
か調べてもらってください。もっとも、検査などしなくても、口の中の粘膜が自分の口の中の色と
同じピンク色をしていたら、貧血ではありません。

 

心臓が悪い、または、死にかけていて、ろくろく血液が脳に送られてこないことが考えられま
す。心臓の音を聴診してもらってください。心電図をとって、心臓に異常がないかどうか調べて
もらってください。

これも、別に検査をしなくても、脚の先を触って、温かければ血はよく流れていることになりま
す。

 

脳の中に、異常があるときも痙攣をおこします。

例えば、脳の中の水分の代謝(ではいり)がうまくいっていないことが考えられます。または、腫
瘍ができているなども考えられます。このときは、ＣＴスキャンで写真を撮ってもらいますと判り
ます。もっとも、Ｘ線撮影のように、取ったから骨折していますというような簡単な診断は出来ま
せん。相当の経験が必要です。しかし、あまり贅沢は言っておれません。なぜかといいますと、
大阪でこの機械を持っているのは、大阪府立大学ともう一軒だけだから、選択する余地があり
ません。どちらかでお願いすることになります。

脳波の検査も必要です。

ただし、これは、東京大学が所有するのみです。(この情報は古いかもしれません)

 

血液検査をして、肝臓・腎臓をしらべても、きっと、変化はないと思われます。

 

死ぬまえに痙攣をして死ぬのが、殆どです。呼吸が止まりますと、痙攣を起こし、

また呼吸が始まります。血液中のカリウムが不足しても、痙攣が起こりますが、どこ

も悪くないのに、カリウムが不足することはありません。いろいろの病気の中でおこ

る減少です。

 

書かれていることだけから判断しますと、テンカンの可能性が大です。

 

痙攣を起こすたびに、脳に障害が残ります。

一度、病院に行かれるのが云いと思います。

 

後は、行かれた病院でお聞き下さい。