前回の続きです。 往診し、玄関のドアを開けますと、こちらを向い
て寝そべっていた。これまでで、最高の喜びを表し、前足で立ちあ
がった。しかし、後足は、ついて来ず、何度か試みた後、3秒程立
ち、座ってしまった。

口内の色はやや、貧血気味も、全体では、合格。16才を過ぎます
から、元の体に戻るのは、後2ヶ月はかかるでしょうか。

予備の薬を渡して、治療終了とします。

今回の治療の私の力は、全体の2割でしょうか。大型犬の治療は、
介護が、8割だと思います。飼い主さんが、随分頑張られたことにな
ります。

 直径1センチほどあった褥瘡は、4分の1に縮まり、縫わないで置
いたのは正解でした。
 一週間後に、確認の電話を入れて終わりです。


H231017- ゴールデンの往診・治療/20日目






















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